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こあげ
ふりがな文庫
“こあげ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小揚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小揚
(逆引き)
四人の侍と六十名のトビと
小揚
(
こあげ
)
の者の聯合軍との大ゲンカがあって十八人の手負いがでて、いま外科で縫っているという話であった。
安吾史譚:05 勝夢酔
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
「まず大きくなった所で、この風向きでは黒船町へ抜けるであろう。蔵前の八幡の方へ……
小揚
(
こあげ
)
の方へ抜けて行くだろう。こっちの方は大したことはあるまい」と安心している
中
(
うち
)
に
幕末維新懐古談:13 浅草の大火のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
小揚
(
こあげ
)
の者をぶったが始まりで、小あげの者が二三十人、蔵前の仕事師が三十人で、相手を捕えんとして騒いだが、とうとう一人も押えずに逃がした、その上に、こちらは十八人ばかり手負いが出来た
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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