“けんぱく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
建白66.7%
縑帛33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また明和七年に長崎に赴いた際には、天草深江の土が特別に陶器をつくるのに適しているのを見つけ出し、それを建白けんぱくしたとのことです。
平賀源内 (新字新仮名) / 石原純(著)
ついては、越前宰相以下建白けんぱくの趣旨に基づき、広く百官諸藩の公議により、古今の得失と万国交際のありさまとを折衷せられ、今般外国公使の入京参朝を仰せ付けられた次第である、と告げてある。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
この中古學問の淵叢えんそうたる市に近づくとき、ジエンナロのいふやう。縑帛けんぱく黄變わうへんすべし。サレルノ騷壇の光は今既に滅せり。されど自然といふ大著述は歳ごとに鏤梓るしせらる。