“けんこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嶮谷33.3%
建国33.3%
懸谷33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
密林の猛獣も、嶮谷けんこくの鳥も、南へ南へと、逃げまわった。かくて蛮国の南夷には
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仏法渡来までの日本には、仏教はなかったのでありますし、神は日本とともに、その発祥はっしょう建国けんこくから御柱みはしらとしてあるものでありますから、どこまでも、神祭は国教であり、仏祠ぶっしは民教であるというふうに
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其の立山・白馬両山脈の間は、地域狭隘にして支流の発育極めて短く、直ちに本流に注ぐを以て、至る処に懸谷けんこくがある。
可愛い山 (新字新仮名) / 石川欣一(著)