“けふき”の漢字の書き方と例文
語句割合
侠氣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年は若いが侠氣けふきも思慮もあり、水茶屋の看板娘など爭つて、人を殺すやうな人間でないことは、錢形の平次も薄々知らないことではありませんでした。
でも、私のやうなものが一人で行つたところで、眞面目に相手にしてくれる五左衞門ではありません。途中で親分に逢つたのを幸ひ、親分の侠氣けふきすがつて、一緒に行つてもらひました。