“けつぶつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
傑物100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神のためならどんなことでもする! その熱烈の信仰ぶり! よしよしそいつを利用してやろう! で、様子をうかがったものさ。一人の傑物けつぶつが現われた、イマニエルというスペイン僧だ。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
実際このスミスは、多殺者列伝の中でも第一位にされるべき傑物けつぶつだ。
浴槽の花嫁 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
又右衛門ほどの傑物けつぶつではなかったが、声は、素晴しく強そうなのだ。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)