“けさごぜ”の漢字の書き方と例文
語句割合
袈裟御前100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつて上西門院の御歌会おうたかいにうかがったおり、袈裟けさどのの歌も選に入って、よそながら歌の上では、早くから袈裟御前けさごぜのおん名は存じあげている。
上西門院の雑仕ぞうしだった袈裟御前けさごぜだ。あの不器ぶきッちょが、よくもあんな美人を射落して、宿の妻にしたと思うが、そのまた、愛しかたも、ひと通りではない。
袈裟御前けさごぜ