“ぐんちゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
群蟲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の白い脳髄のひだを、無数の群蟲ぐんちゅうが、ウジャウジャ這い廻った。あらゆるものをくらいつくす、それらの微生物の、ムチムチという咀嚼そしゃくの音が、耳鳴りの様に鳴り渡った。
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)