“くろじゃのめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
黒蛇目100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外面そとは雨なので、五六人の乗客は皆かさをつぼめてつえにしていた。女のは黒蛇目くろじゃのめであったが、冷たいものを手に持つのがいやだと見えて、彼女はそれを自分のわきに立て掛けておいた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)