“くりぶね”の漢字の書き方と例文
語句割合
刳舟100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木の幹からえぐり出したアイヌの舟は、私が日本で見たどの「刳舟くりぶね」とも違った形をしていた。
白き帆のたわむ刳舟くりぶね
小曲二十篇 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
刳舟くりぶねは、死んだように、小波ひとつ立てないとろりとした沼の面をすべって行った。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)