“くらまでら”の漢字の書き方と例文
語句割合
鞍馬寺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとといの夜半よなか、ここの木賃宿を叩いて、久しぶりの訪れに、木賃の老爺おやじを驚かせた宮本武蔵は、一夜を明かすと、鞍馬寺くらまでらへ行って来ると断って出かけたまま、きのうは一日姿を見せなかった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)