“くにづくし”の漢字の書き方と例文
語句割合
国尽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おのれ一人が文明人という顔つきで、『世界国尽くにづくし』などをちょっと口元ばかりのぞいて見た知識を振り回し、西洋のことならなんでも来いと言い触らすこまりものだともある。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
府県名・国尽くにづくし・翻訳の地理・窮理書・経済書の初歩等を授け、あるいは訳書の不足する所はしばらく漢書をもって補い、習字・算術・句読・暗誦、おのおのとうを分ち、毎月、吟味の法を行い
京都学校の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)