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くしゃみくん
ふりがな文庫
“くしゃみくん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
苦沙弥君
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苦沙弥君
(逆引き)
「あらっしゃいましょうより、いらっしゃいましょうの方が聞きいいよ、ねえ
苦沙弥君
(
くしゃみくん
)
」とまた迷亭が
咎
(
とが
)
め
立
(
だて
)
をすると主人は「どっちでも同じ事だ」と気のない返事をする。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
云わんでも善いでさあ。こうやって不足なくその日その日が暮らして行かれれば
上
(
じょう
)
の
分
(
ぶん
)
ですよ。
苦沙弥君
(
くしゃみくん
)
などは道楽はせず、服装にも構わず、地味に
世帯向
(
しょたいむ
)
きに出来上った人でさあ
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「あんなに本を買って
矢鱈
(
やたら
)
に詰め込むものだから人から少しは学者だとか何とか云われるんですよ。この間ある文学雑誌を見たら
苦沙弥君
(
くしゃみくん
)
の評が出ていましたよ」「ほんとに?」と細君は向き直る。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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