“きんはう”の漢字の書き方と例文
語句割合
金方100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人日じんじつに蘭軒は自ら医範一部を写した。医範はもと蘭軒の父信階大升のぶしなたいしようが嘗て千金方きんはうより鈔出したものである。蘭軒手写の本は現に伊沢めぐむさんが蔵してゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
それは千金方きんはうを講じたことに言及してゐるからである。「恰迎蘭薫客。倶披華表経。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)