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きんちやくきり
ふりがな文庫
“きんちやくきり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
巾着切
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巾着切
(逆引き)
春から大した御用もなく、
巾着切
(
きんちやくきり
)
や空巣狙を追ひ廻させられて、錢形の親分も少し腐つてゐた最中だつたのです。
銭形平次捕物控:065 結納の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「が、天下
靜謐
(
せいひつ
)
だな、今年になつてからは、ろくな
巾着切
(
きんちやくきり
)
も出て來ないよ。謀反なんかあるわけは無いし」
銭形平次捕物控:250 母娘巡礼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「立派だつてやがる、——成程それだけサバサバして居ると、
巾着切
(
きんちやくきり
)
が車掛りで攻め寄せても驚かねえ」
銭形平次捕物控:278 苫三七の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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