“きりょうじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
器量人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女房を寝とられてそんなふうに落着いていられるところなんざアこりゃア大した器量人きりょうじんだ、と皮肉を言うと、吉兵衛は、妙な含み笑いをして、俺が落着いていられるのには訳があるンだ。
顎十郎捕物帳:18 永代経 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「さすがは、赤橋殿の妹聟いもとむこ、うわさのごとく、なかなかな器量人きりょうじんか」
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)