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きょくまり
ふりがな文庫
“きょくまり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
曲毬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曲毬
(逆引き)
「それから、軽業の芸人で、両国の小屋に居る古川一座の
甚三郎
(
じんざぶろう
)
、こいつは
曲毬
(
きょくまり
)
の名人で、投げ銭ぐらいはやり兼ねねえ」
銭形平次捕物控:039 赤い痣
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「いや、同じ彫刻の手でも、僕はロダンの『
寺院
(
カテドラル
)
』のことを云っているのだよ」と相変らず法水はさも芝居気たっぷりな態度で、奇矯に絶した
言
(
ことば
)
を
曲毬
(
きょくまり
)
のように抛り上げる。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
中山半七郎殺しの疑いで、両国の軽業小屋から、三輪の万七が
曲毬
(
きょくまり
)
の甚三郎を挙げたのは、その
翌
(
あく
)
る日の昼頃でした。
銭形平次捕物控:039 赤い痣
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お藤の関係した甚三郎というのは、
曲毬
(
きょくまり
)
の名人で、綱渡り、玉乗り、なんでも一と通りはいける、一座の花形です。
銭形平次捕物控:039 赤い痣
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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