“きべい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
器皿50.0%
木塀50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人去り、二人去りて、果てはむなしき器皿きべい狼藉ろうぜきたるをとどむるのみ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
二年前彼がこの家に立寄った時には麦畑の向うの道路がまる見えだったが、今は黒い木塀きべいがめぐらされている。表通りに小さな縫工場が建ったので、この家も少し奥まった感じになった。
永遠のみどり (新字新仮名) / 原民喜(著)