“きびこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
黍粉66.7%
吉彦33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黍粉きびこの袋も、次に押し戴いて、召使の若党へ手渡した。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黍粉きびこのお焼きや、粟粥の本場だ。
食べもの (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
而して、前九年の役は、夷人安倍頼時貞任の父子が、俘囚を率ゐて叛せしに起因し、後三年役は、同じく出羽の俘囚清原武則が、其親族吉彦きびこ(吉彌侯)秀武等と相爭ひしより事起りしなり。