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きぬき
ふりがな文庫
“きぬき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
衣着
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衣着
(逆引き)
このさいなれば、あえて
歯
(
は
)
に
衣着
(
きぬき
)
せず、
実
(
じつ
)
を申しあげてしまうならば。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「歯に
衣着
(
きぬき
)
せずに、私が聞いた通りの世上の噂を取次ぎますが——」
銭形平次捕物控:242 腰抜け彌八
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「ウフフ。あけすけと歯に
衣着
(
きぬき
)
せず申してずんと面白い気ッ腑の奴じゃ。どうやら
眉間傷
(
みけんきず
)
もチュウチュウと啼き出して参ったようじゃわい。そこでは話が見えぬ。上がれ。上がれ。何はともかく上がったらよかろうぞ」
旗本退屈男:09 第九話 江戸に帰った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
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