“きさじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
喜三二50.0%
木匙50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「右喜三二きさじ随筆後昔物語一巻。借好間堂蔵本こうもんどうぞうほんをかり。友人平伯民為予謄写へいはくみんよがためにとうしゃす庚子孟冬こうしもうとう一校。抽斎。」庚子こうしは天保十一年で、抽斎が弘前から江戸に帰った翌年である。平伯民へいはくみんは平井東堂だそうである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
八人ほどが一組になって、おもやいの鉢から木匙きさじで食べるのだった。上等食を支給される幾人かの患者には、別室で食事が出た。