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かんざぶろう
ふりがな文庫
“かんざぶろう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
勘三郎
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘三郎
(逆引き)
勘三郎
(
かんざぶろう
)
がそれに熱中しはじめたのはいつごろのことか分っていない。ともかくお
豊
(
とよ
)
が嫁に来たときにはすでに勘三郎のやまさがしは誰知らぬ者なきありさまになっていた。
藪落し
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
私は唯だ
来春
(
らいはる
)
、正月でなければ遊びに来ない、父が役所の
小使
(
こづかい
)
勘三郎
(
かんざぶろう
)
の爺やと、
九紋龍
(
くもんりゅう
)
の二枚半へうなりを付けて上げたいものだ。お正月に風が吹けばよいと、そんな事ばかり思って居た。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「その三尺の持主は、同じ町内のやくざ野郎で、
勘三郎
(
かんざぶろう
)
のものと知れた」
銭形平次捕物控:097 許嫁の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
かんざぶろう(勘三郎)の例文をもっと
(3作品)
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