“かわかみびさん”の漢字の書き方と例文
語句割合
川上眉山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
強いて求めれば、大分だいぶあの頃からのちになって、僕は青年時代の川上眉山かわかみびさんと心安くなった。あのとうとう窮境に陥って悲惨の最期を遂げた文士の川上である。あれの青年時代が一寸ちょっと岡田に似ていた。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)