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かりやしんすけ
ふりがな文庫
“かりやしんすけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雁屋信助
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雁屋信助
(逆引き)
あの女は日本橋石町の、
雁屋信助
(
かりやしんすけ
)
という海産物問屋の妹で、八年ほどまえから、湯島に家をもち、あの方がそこへかよっておられるのです。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
日本橋から
雁屋信助
(
かりやしんすけ
)
と、その妻のきわがよばれて来た。男芸者が三人、唄や踊りをする若い女芸者が五人。みんなよくこの家へよばれて来る者たちで、賑やかな酒宴になった。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
風呂にはいり、
髭
(
ひげ
)
を
剃
(
そ
)
り、着替えをして出てゆくと、その座敷には
燭台
(
しょくだい
)
が並び、
雁屋信助
(
かりやしんすけ
)
も、芸人たちもすでにそろって、酒肴の膳を前に坐っていた。甲斐が
盃
(
さかずき
)
を取ると、信助が話しだした。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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