“おなりもん”の漢字の書き方と例文
語句割合
御成門100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
振返ると、松林のこずえをぬいて、意外なくらい近く、その山門が見えた。来るときには御成門おなりもんから入ったので、いちどまぢかに眺めたのである。
しかも御成門おなりもんから増上寺に至るまでのお道筋一帯は大名諸侯の屋敷といわずお小屋といわず、およそ家と名のつくものは一軒残らず煙止めとなるならわしでした。
芝園橋しばぞのばしで一度、御成門おなりもんで一度、田村町たむらちょうで一度、日比谷の角で一度。ちょいと待ちな、どこへ行く。