“おおまき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大巻66.7%
大薪33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大巻おおまきとの関係からだが、その大巻との関係は、今の母によって結ばれており、今の母がぼくの家に来るようになったのは
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
大巻おおまき博士が途方にくれながら温泉都市の海岸通りを歩いていると、ポンと背中をたたいた者がある。
神サマを生んだ人々 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
私は、自分の家にいても、大巻おおまきの姉の家や次郎さんのお家をおたずねしても、何かにつけ、そうとしか思えないようなことを耳にして、よく顔をあからめたものでした。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
わたしが広間をぬけて、自分の部屋に行くとき、クリスマスの大薪おおまきの消えかかった燃えさしが、なおもほの暗い光を放っていた。
クリスマスの大薪おおまきや、クリスマスの蝋燭ろうそくがきちんと燃され、寄生木やどりぎの白い実がついているのがられ、かわいい女中たちには今にも危険がふりかかりそうになるのだった(原註2)
原註3 「クリスマスの大薪おおまき」は大きな丸太で、ときには木の根を使うこともある。