“おおつきふみひこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大槻文彦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは洞雲寺の移転地を尋ねて得ず、これを大槻文彦おおつきふみひこさんに問うてはじめて知った。この寺には枳園六世の祖からの墓が並んでいる。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
大槻文彦おおつきふみひこ君の談によれば、共和政治という語は、大槻磐渓ばんけい先生が初めて作られた訳語であるということである。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
大槻文彦おおつきふみひこ博士の『大言海だいげんかい』(『言海』もほぼ同文)には本当のインゲンマメ(Dolichos Lablab L.)と贋のインゲンマメ(Phaseolus vulgaris L.)
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
大槻文彦おおつきふみひこさんは如電にょでんさんに問うてくれ、如電さんは向島へまで墓を探りに往ってくれた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
しかるに大槻文彦おおつきふみひこ博士の『大言海だいげんかい』には「ぎョくろ 玉露 製茶ノ銘、上品ナル煎茶ノモノ 文化年中ヨリ、山城宇治ニテ製シ始ム、其葉ヲ蒸ス時、上ニ新藁ヲ覆ヒトシ、ソレヨリ滴ル露ヲ受ケテ、甘味ヲ生ズト云フ」
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)