“おおいりば”の漢字の書き方と例文
語句割合
大入場100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とどよめいたことほど、能登守の男ぶりは水際立みずぎわだった美男子でありました。それはまず大入場おおいりばの連中をうならせたほかに、かの雛壇の連中をして
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
彼自身の方で恥かしさに吐き気を催す様な、一種異様の心持を意味したのだから、芝居小屋の大入場おおいりばから、相手に見られる心配なく、相手を眺めてやるということは
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)