“えんぱこうびょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
烟波浩渺50.0%
煙波浩渺50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湖畔に立って、烟波浩渺えんぱこうびょうたる湖面の夜に触れると、そこにまた、この男特有の感傷に堪えられないものがあって
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
早手は急ピッチを変えず、島も大船も見えずなり、それにまたもや一陣の霧が、一むれ襲うて来たものですから、四辺あたり煙波浩渺えんぱこうびょうたり、不破の関守氏の懐古癖が充分に昂上を見たと覚えて