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えりょう
ふりがな文庫
“えりょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
衣糧
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衣糧
(逆引き)
僧侶の生活がもし仏の真理の体得にあるならば、
檀那外護
(
だんなげご
)
の
扶持
(
ふち
)
をうけて「
衣糧
(
えりょう
)
に煩ふことなく」仏道を行ずるのが、畢竟目的にふさわしいではないか、と人はいう。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
ある僧が道元に問うて言った——自分には老母があって、ひとり子である自分に
扶持
(
ふち
)
せられている。母子の間の情愛もきわめて深い。だから自分は己れを
枉
(
ま
)
げて母の
衣糧
(
えりょう
)
をかせいでいる。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
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