“えきもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
掖門75.0%
腋門25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼も去り、高氏も床几を立って、ふと掖門えきもんの梅の下に立ったときである。やっと六波羅の使いが見えたらしく、彼方から兵に案内されて来る者があった。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
の報に、義貞も幕僚たちと共に掖門えきもんの外に立って海上を眺めていたが
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
が、あいにく、そこへ通じる腋門えきもん(脇ノ門)は閉まっていた。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)