“うみさい”の漢字の書き方と例文
語句割合
海騒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世間というものが途端に渺茫びょうぼうとして頼りない海騒うみさいのように思えた。経験のある社会といえば、郷里の宮本村と、関ヶ原の戦のあった範囲よりほか知らないのである。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)