“うえだびん”の漢字の書き方と例文
語句割合
上田敏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上田敏うえだびん君の説によると俳味とか滑稽とか云うものは消極的で亡国のいんだそうだが、敏君だけあってうまい事を云ったよ。そんなつまらない物をやって見給え。それこそ上田君から笑われるばかりだ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
上田敏うえだびん先生もいつぞや上京された時自分に向って、京都のすまいもいわば旅である。東京の宿も今では旅である。こうして歩いているのは好い心持だといわれた事がある。
銀座 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
上田敏うえだびん
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)