“いんごうおやじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
因業爺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五十年来幾度となく死地を脱して斯く生かされて居るのも、あの因業爺いんごうおやじが「分厘までも」払わさずには置かぬ心底がまざ/\と読まれます。私も昔は借金とも思わず無暗むやみかさねた時代がありました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)