“いっとうえん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一灯園50.0%
一燈園50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一灯園いっとうえんにもはいった、その木曾川橋畔に現在の学園を創立するまでの辛苦は並々でなかったらしい。ただこうした事業は気を負いやすいものである。過ぎれば俗情のわざわいが来る。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
そのとき私の心は切実な青年期の悩みの終わり頃、ことに二人の姉の相ついだあまりに早き死のすぐ後、一燈園いっとうえんから帰ったばかりの、人生の悲哀と無常の心持ちに満ちているときに書いたものである。
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)