“いっかけんぞく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一家眷属50.0%
一家眷族50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おそろしい祟りはそれからそれへと手をひろげて、津の国屋の一家眷属いっかけんぞくにわざわいするのではあるまいか。
半七捕物帳:16 津の国屋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
しかも自分は、周囲の白眼と嫉視しっしの中におかれているが、ともかく、主君家康より信ぜられ、岡崎の城を預かり、一家眷族いっかけんぞくも、それぞれ、食と所は得ているのだ。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)