“いちやぢゆう”の漢字の書き方と例文
語句割合
一夜中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは私が昨日きのふなじんだ吉原の太夫と、今の女房とを、私の心もちの上でくらべて見るとする。成程一人は一夜中いちやぢゆう一しよに語りあかした。一人はわづかの時間だけ、一つ舟に乗つてゐたのに過ぎない。
世之助の話 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)