“いたづらが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悪戯書50.0%
惡戲書50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何かにりつかうと思つて、努力もした。時には作品を或る新聞に掲げたりした。雑誌に悪戯書いたづらがきをして、いくらか前途を祝福されたこともあつた。筆耕をしたり、役所へ出たりした事もあつた。
(新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
書きかけてもペンが動かないので、紙の上へ意味のない惡戲書いたづらがきをしてゐる内に、いつしか、憫れなあの女の、私についての長い苦勞のあとが、考へるともなく考へ浮べられた。
金魚 (旧字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)