“いずみやいちべえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
和泉屋市兵衛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
客は、襖があくとともに、なめらかな調子でこう言いながら、うやうやしく頭を下げた。これが、当時八犬伝に次いで世評の高い金瓶梅きんぺいばい版元はんもとを引き受けていた、和泉屋市兵衛いずみやいちべえという本屋である。
戯作三昧 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)