“いしいた”の漢字の書き方と例文
語句割合
石板100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は眼を細めにあけて、大理石の石板いしいたよこたえられた女の白い体と、胸の只中をナイフで無残にえぐられた赤い創口きずぐちとを見た。
青蠅 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
彼は石板いしいたの方へ歩み寄った。顔色は人にもわかるほど蒼ざめ、歯を喰いしばり、眼は張りきっていた。
青蠅 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)