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いけのぜんに
ふりがな文庫
“いけのぜんに”の漢字の書き方と例文
語句
割合
池禅尼
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
池禅尼
(逆引き)
池禅尼
(
いけのぜんに
)
の子として誠意を尽してくれてはいるが、他の者にどう扱われるだろうかと、そればかりが気になってびくびくしていたが、やがて鎌倉から使いが届いた。
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
「それは思いもよらぬこと。かく申すわれは故
池禅尼
(
いけのぜんに
)
に命を助けられた身、そのご恩に報ぜんと毎日法華経一部を転読しておるものでござるが、この外に何も考えてはおりませぬ」
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
唯、勅命なれば
如何
(
いかん
)
ともし難く、心ならずも敵と味方に別れたのでござる。というのも、
池禅尼
(
いけのぜんに
)
の助命をお聞き入れ下された清盛入道あってこそ、今この頼朝も生きておれるのじゃ。
現代語訳 平家物語:11 第十一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
そもそも頼朝という奴は、あの平治元年十二月、父
義朝
(
よしとも
)
の謀叛で死罪になるはずだったのだ。
池禅尼
(
いけのぜんに
)
の嘆願でようやく死一等を免れて流罪になった奴だ。奴の命を助けたのは誰と思っているのだ。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
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