“いかだなが”の漢字の書き方と例文
語句割合
筏流100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒匂川さかわがわの上流で、井細田村いさいたむらと足柄村にまたがっている小さい部落だった。五、六軒しかない筏流いかだながしを職とする土民の家もみな寝ているうちに、そこの一軒だけが、かすかに、破れ窓から灯影を見せている。
篝火の女 (新字新仮名) / 吉川英治(著)