“あゆこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
鮎子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の以前の妻の鮎子あゆこは、上海のバーにいた。もと彼女がいた銀座のバーが、上海に新しくバーを開いた。それに呼ばれて行ったのだ。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
鮎子あゆこという美しいがどこか狂信的なところのある娘といっしょに毎夏軽井沢へ来ていたが、阪井の近親にこんな秀抜な老人がいることはだれも聞かず
ハムレット (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
あの時分のことで、大屋五郎はその頃、T座に出ていて、そのT座の隣の小屋がS映画の封切館。そこへ鮎子あゆこさん、前の奥さんは鮎子さんと言いましたね。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)