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あやめこうじ
ふりがな文庫
“あやめこうじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
菖蒲小路
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菖蒲小路
(逆引き)
父のいいつけで、早めに、やしきへ帰った清盛は、青毛の若駒を厩から出して、九条
菖蒲小路
(
あやめこうじ
)
の渡のやしきまで、ひいて行った。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
袈裟ノ前の死は、十四日の
宵
(
よい
)
の
戌刻
(
いぬどき
)
すぎごろ(午後九時)——場所は、
菖蒲小路
(
あやめこうじ
)
の自邸。
良人
(
おっと
)
の渡にとっては、留守のまのできごとだった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『人の身こそ、わからぬもの。つい、先月のことではなかったか、
菖蒲小路
(
あやめこうじ
)
の源ノ渡が家へ、われら同僚ども大勢して、月見にと招かれたのは』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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