トップ
>
あめあられ
ふりがな文庫
“あめあられ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雨霰
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨霰
(逆引き)
伊庭はすつかり大日向教にはまりこんだ人間になりきつて、いまは会計事務から、建築用度課を兼ね、金は
雨霰
(
あめあられ
)
の如く這入つて来ると
豪語
(
がうご
)
してゐた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
向うから
雨霰
(
あめあられ
)
と大砲や小銃を撃って来る中を、白旗を振り廻して降参したというような、劇的な場面とは違って、至極事務的に、スムーズに行われたのである。
比島投降記:ある新聞記者の見た敗戦
(新字新仮名)
/
石川欣一
(著)
その泥草鞋は身を沈めて避けたけれども、それを合図に石や、木や、竹切れが、
雨霰
(
あめあられ
)
と降って来ました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
あめあられ(雨霰)の例文をもっと
(14作品)
見る