“あまぎさん”の漢字の書き方と例文
語句割合
天城山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学生時代に先生につれられて天城山あまぎさんへ採集に行ったんです。先生は指導をしながら、平賀源内ひらがげんないのことを話したそうです。源内は博識だから知らないものがなかった。
変人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
この言葉の眞實味をばよくあちらこちらの山登りをする時ごとに感じてゐたのであるが、伊豆の天城山あまぎさんに登つて富士を仰いだ時、將にそれを感じた。そしてそゞろに詠み出た歌がある。
(彼はそれから何か月もたたずに天城山あまぎさんの雪中に凍死してしまった)
追憶 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)