“あぶはちとんぼ”の漢字の書き方と例文

語句	割合
虻蜂蜻蛉	100.0%

虻蜂蜻蛉

しきりに水をかぶつてゐる坊主頭（ばうずあたま）、竹の手桶と焼物の金魚とで、余念なく遊んでゐる虻蜂蜻蛉（あぶはちとんぼ）、——狭い流しにはさう云ふ種々雑多な人間がいづれも濡れた体を滑（なめ）らかに光らせながら

戯作三昧 (新字旧仮名) ／ 芥川竜之介(著)

しきりに水をかぶっている坊主頭、竹の手桶（ておけ）と焼き物の金魚とで、余念なく遊んでいる虻蜂蜻蛉（あぶはちとんぼ）、——狭い流しにはそういう種々雑多な人間がいずれも濡れた体を滑（なめ）らかに光らせながら

戯作三昧 (新字新仮名) ／ 芥川竜之介(著)