“あなもり”の漢字の書き方と例文
語句割合
穴守100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「中は恐ろしく狹い上に、こけで一パイさ、千兩箱なんか隱せる場所ぢやねエ。それに、穴守あなもりのお狐もさう言つて居たよ。生れてまだ千兩箱と鼠の天プラにはお目に掛つたことはないつてね」
母と私達兄弟と幼い弟の子守とで、穴守あなもりへ潮干狩に行ったことがあった。母と弟と子守は休憩所に残っていて、兄と私だけが海に入った。私はその遠浅の海岸を、いつかかなり沖の方まで出て行った。
生い立ちの記 (新字新仮名) / 小山清(著)
羽田穴守あなもり海岸吟行。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)