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あせじお
ふりがな文庫
“あせじお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
汗塩
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汗塩
(逆引き)
と云わぬばかり、石舟斎はうなずいて、彼のいうがままに、そこで顔の
汗塩
(
あせじお
)
を洗い、手足をそそぎ、刀の
笄
(
こうがい
)
を抜いて、孫の兵庫の髪まで
撫
(
な
)
でつけてやった。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
村松三太夫は、父の背中をながめて、その
汗塩
(
あせじお
)
から後光が
映
(
さ
)
していると思った。六十歳の老体からこれ程な汗をしぼらせているものは何かと考えると、眼がしらが熱くなってくる。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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