“あじゃりしょうはん”の漢字の書き方と例文
語句割合
阿闍梨性範100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その前にある経机きょうづくえには香炉こうろと、水瓶すいびょうをのせ、やや退がって、阿闍梨性範あじゃりしょうはんの席、左右には、式僧が、七名ずつ、これも、眼たたきもせずに、それへ入ってくる九歳ここのつ発心者ほっしんしゃを、じっと、見つめていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)