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あさがゆ
ふりがな文庫
“あさがゆ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
朝粥
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝粥
(逆引き)
三月十七日、甲斐は「
朝粥
(
あさがゆ
)
の会」を催し、六人を招待した。しかし、来たのは
蜂谷
(
はちや
)
六左衛門だけで、他の五人は御用のためという理由で断わった。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「
朝粥
(
あさがゆ
)
の会に招いたのだ」と甲斐は微笑した、「古内志摩と白石(片倉小十郎)、それに老女の鳥羽どの、里見十左、七十郎という顔ぶれだった」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
これは十年ほどまえからの習慣で、「原田の
朝粥
(
あさがゆ
)
」と、かなりひろく知られていた。もちろん粥を出すわけではない。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その当日は、久方ぶりで「
朝粥
(
あさがゆ
)
」の会を催した。ずいぶん久しぶりで、客も十人ほど集まったが、以前のようなうちとけた、なごやかな気分はみられなかった。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そして甲斐は、非番の日に
朝粥
(
あさがゆ
)
をたべに来い、と云って、そこを去った。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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